間垣親方ら続々大嶽部屋に弔問

 「大相撲初場所7日目」(19日、両国国技館)

 大鵬部屋を引き継いだ大嶽部屋(東京都江東区)の前には、50人近い報道陣が詰めかけ、警察が周囲の道路整備にあたるものものしい状況になった。角界からは、間垣親方(元横綱2代目・若乃花)、阿武松親方(元関脇益荒雄)ら多くの関係者が弔問に訪れ、俳優・北大路欣也ら各方面からも弔いの花が届けられた。

 打ち出し後の午後6時43分、北の湖理事長、山響親方(元幕内厳雄)らが到着。4分後には納谷さんの遺体が、同理事長や納谷さんの孫、部屋の力士らに迎えられて無言の帰宅。午後7時53分には、横綱白鵬が到着。20分弱の対面を終えた後、目を赤らめながら「2日前に会えたのでよかった」と話した。

 かつて納谷さんと義理の親子関係にあった元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏は、あわただしく何度も部屋を出入りしたが、報道陣の問いかけには無言を貫いた。

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