ヤクルトつば九郎、角界と“FA交渉”
FA宣言しているヤクルトの球団マスコット・つば九郎が18日、日本相撲協会公式キャラクター「ひよの山」から新弟子としてオファーを受け、都内の両国国技館の相撲教習所で“FA交渉”した。4団体目の交渉となったつば九郎は「ちがさわいだ!」。力士としての潜在能力に目覚めた。
てっぽう柱に向かって突っ張るつば九郎は、様になっていた。最初に、新弟子5人力士とともに漢字の読み書きの授業を受けた後、教習所内のけいこ場で、ひよの山に弟子入り。相撲経験は「ちゃんこと、ゆびずもうのみ」だが、がっぷり四つに組むと、“本業”のひよの山を圧倒するセンスを見せつけた。
「にゅうもんにきたのに、けいこつけてしまった!おいしいちゃんこと、ぎょうじと、よびだしもやりたい」と、かなり心を動かされたようだ。
今オフのプロ野球界で、福留に負けず劣らず、その移籍先に注目が集まるつば九郎。「いっしょにされたら、ふくどめくんにわるい」としながらも、ますます、その動向から目が離せなくなってきた。