スペインで列車事故、68人死亡 高速鉄道が追突、斜面転落
【パリ共同】スペイン中部トレド県ウルダで28日、高速鉄道の列車が停車中の別の列車に追突し、地元の州首相によると少なくとも68人が死亡した。スペイン紙パイスが伝えた。少なくとも2両が線路脇の斜面に転落。救急隊が救助活動を急いでいる。両列車には計540人以上の乗客がいた。多数の負傷者がおり、死者は増える可能性がある。
地元メディアによると、政府関係者は人為的なミスが原因との見方を示した。事故発生前、鉄道の信号システムに故障が発生。自動制御から手動に切り替わった後、前方に列車が停止しているにもかかわらず、運行管理担当者が後続の列車に進行を指示した可能性が指摘されている。
内務省は地元州政府の要請に応じ、緊急事態に対処する軍部隊の派遣を決めた。
日本外務省関係者は28日、現時点で邦人被害の情報はないと明らかにした。在スペイン日本大使館が現地当局からの情報収集を続けている。
