米イラン戦闘百日、双方が攻撃 ホルムズ海峡付近、交渉膠着
【ワシントン、イスタンブール共同】米中央軍は5日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡に向けイランが発射した攻撃型無人機4機を迎撃したと発表した。これを受け米中央軍は海峡に近いイランのケシム島などのレーダー施設を攻撃。その後ペルシャ湾岸のクウェートとバーレーンに向け発射されたイランの弾道ミサイル7発のうち6発を迎撃した。1発は標的に届かなかったとした。
2月28日の米イスラエルの先制攻撃で戦闘が始まって今月7日で100日。戦闘終結に向けた交渉は膠着し、両者の応酬が断続的に起きている。
イラン革命防衛隊は6日の声明で、ホルムズ海峡を無許可で通航しようとしたタンカーに警告を行ったと主張。ケシム島などへの攻撃の報復で湾岸2カ国の米軍拠点を標的にしたと表明した。米中央軍によると米軍に被害はなかった。
イラン最高指導者モジタバ・ハメネイ師の軍事顧問モフセン・レザイ氏は5日、首都テヘランで米CNNテレビの取材に応じ、米国との交渉の合意には凍結資産計240億ドル(約3兆8千億円)の解除が必要だとの考えを示した。
