江蘇省、都市対抗サッカーに熱狂 地域間のライバル意識刺激
中国江蘇省で省内のサッカー都市対抗戦「蘇超」(江蘇省スーパーリーグ)が爆発的な人気を集めている。初年の昨年は85試合で延べ約243万人が観戦し、オンラインライブ配信の視聴回数は計22億回を超えた。熱狂の背景には省内の地域間のライバル意識が極めて高いという事情もある。
蘇超は江蘇省の13市のチームで構成。今シーズン開幕日の4月11日、常州市のスタジアムには約4万人の観衆が集まり、周辺には屋台が並び、市民でごった返していた。付近のタクシー運転手は「チケットは人気で、なかなか手に入らない。市民の多くはスタジアム外で見る」と話した。
市内の複数のショッピングセンターにパブリックビューイングが設置され、多くの市民が観戦。地元チームに得点が入ると大歓声が響いた。
江蘇省は13市全てで経済発展が進み、シンクタンクが選ぶ昨年の中国100強都市に全てが入った。地域によって方言や生活習慣が異なるため互いの競争意識が強く「散装江蘇(バラバラ江蘇省)」と呼ばれる。
