「救える命が助からない」 レバノン活動の邦人医師
イスラエル軍の攻撃が続くレバノン南部で国境なき医師団(MSF)の救急医として活動する渡辺紗耶香さん(38)=山梨県出身=が18日までに共同通信のオンライン取材に応じた。空爆で救助活動が困難になり「救えるはずの命も助からない。民間人が、がれきの中に取り残され、犠牲になっている」と訴えた。
レバノンでは、親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエル軍の交戦が再開した3月2日以降、2900人以上が死亡している。渡辺さんは、4月中旬から南部ナバティエに入り、中核病院でイスラエルの空爆被害者の治療に従事。イスラエルによる退避勧告が連日出る中、ほかのスタッフらと寝泊まりしながら、現在も24時間対応に当たっている。
