カザフ新憲法案で国民投票 大統領、基盤強化が目的か

 【モスクワ共同】中央アジア・カザフスタンで15日、憲法改正による新憲法案の是非を問う国民投票が行われた。現行憲法で二院制の議会を一院制とすることや、副大統領職の復活、国の最高諮問機関である国民評議会の設置が柱。2029年に任期が切れるトカエフ大統領が自ら主導する大幅改正で権力基盤を強化する目的とみられる。

 現行憲法は1991年の独立で初代大統領となったナザルバエフ前大統領の政権下で95年に採択され、部分改正を繰り返してきた。約30年にわたり君臨したナザルバエフ氏は2019年に大統領を退任。後継となったトカエフ氏は前政権の要人を一掃し、「脱ナザルバエフ」の政権運営を着々と進めている。

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