在外投票始まる、有権者10万人 外国人政策に関心
【ソウル、シドニー、北京】衆院選の在外投票が28日、世界各地の在外公館で始まった。日本政府によると、投票所は大使館や総領事館など計233カ所で、在外選挙人名簿に登録した有権者は約10万3千人。イランやアフガニスタンなど安全上の懸念がある公館での実施は見送られた。投票に訪れた人々は、外国人政策や物価高対策に関心を寄せた。
韓国・ソウルの日本大使館では、会議室に設けられた在外投票所で担当者が有権者に投票方法を説明した。午前9時半(日本時間同)の開始と同時に訪れたソウルの大学院生、前田直哉さん(28)は「日本に一時帰国するたびに物価高を実感する。生活者に密着して意見を吸い上げてほしい」と期待。「(韓国で)外国人として生きる身として外国人政策にも関心が高まった」といい、主張が排外的と映る政党は支持できないと語った。
日本人3万人以上が暮らすオーストラリア・シドニー。総領事館に足を運んだ舟元勢二さん(74)は、土地取得の規制など外国人政策を重視したという。



