EU、北極圏への投資強化を表明 米の平和評議会に「深刻な疑念」

 【ブリュッセル共同】EUは22日、米国によるデンマーク自治領グリーンランド領有要求に対応するため、臨時の非公式首脳会議を開いた。終了後の記者会見でフォンデアライエン欧州委員長は、経済、安全保障の両面で北極圏への投資が十分ではなく「これまで築き上げてきたものをさらに強化すべき時だ」と述べ、関与拡大を表明した。

 トランプ米大統領が追加関税をちらつかせて欧州を一時脅迫したことを受け、対米関係の再構築もテーマとなる異例の会合となった。コスタEU大統領は米国が主導し設立した「平和評議会」について「国連憲章との整合性のほか対象範囲や運営方法に深刻な疑念がある」と述べ、距離を置く考えを示した。

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