ベネズエラ、欧州とも協調 暫定大統領「対話進める」

 【サンパウロ共同】ベネズエラの暫定政権がトランプ米政権との協調に加え、欧州との関係修復に乗り出している。ロドリゲス暫定大統領は12日に欧州連合(EU)の代表や英国、スイスの大使と会談。国営テレビは13日、ロドリゲス氏が大使らに「共通の利益のための建設的な対話と協力」を進める方針を伝えたと報じた。

 3日の米軍による攻撃を受け、ロドリゲス氏はトランプ政権が求める石油輸出の交渉や政治犯の釈放などに応じている。独裁化を進め欧米諸国と対立したマドゥロ大統領との違いが出ている。

 ただ欧州側はトランプ政権と異なり、民主化の実現を重視。EUは米軍の攻撃後も、昨年ノーベル平和賞を受賞した野党指導者マチャド氏らが政権を率いることを要求。マドゥロ氏の流れをくむ暫定政権との間で緊張緩和が進むかどうかは不透明だ。

 ベネズエラのヒル外相は10日にオランダ、ドイツの大使らと会談。12日にはイタリアのタヤーニ外相と電話会談し、外交関係を強化する方向で一致した。ヒル氏は12日に「欧州とベネズエラの人々の幸せに向け、集中的な取り組みを進める用意がある」と述べ、関係改善に意欲を示した。

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