米軍、ロシア船籍タンカー拿捕 ベネズエラ関連、抗議も

 【ワシントン、モスクワ共同】米軍は7日、ベネズエラの石油取引に関わったとして制裁対象のタンカー1隻を北大西洋で拿捕した。トランプ米政権が発表した。ロシア運輸省はロシア船籍だと説明し「正当に登録される船舶に対し、いかなる国家も武力行使する権利はない」と抗議声明を出した。米ロの緊張につながる可能性がある。

 タス通信によると、ロシア外務省担当者は乗組員にロシア人がいるとの情報を受け、米国に「人道的で尊厳のある対応」と帰国を妨げないよう要求した。ホワイトハウスのレビット報道官は7日の記者会見で、乗組員は連邦法違反の適用対象で「必要に応じ、米国に移送され訴追される」と指摘した。

 ロシア上院のクリシャス憲法法制委員長は「米国は公海上で露骨な海賊行為に乗り出した」と批判した。

 米メディアによると、タンカーは当初、虚偽の旗を掲げた無国籍船と見なされていた。昨年12月に米沿岸警備隊が追跡を開始後、急きょ船名を「ベラ1」から「マリネラ」に変更し、ロシア船籍として登録された。

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