展覧会でマティスの版画盗む 武装2人組、ブラジル図書館

 事件のあったマリオ・デ・アンドラーデ図書館=7日、ブラジル・サンパウロ(共同)
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 【サンパウロ共同】ブラジルの最大都市サンパウロ中心部にあるマリオ・デ・アンドラーデ図書館に7日、武装した2人組の男が押し入り、展覧会で展示されていたフランスの著名画家アンリ・マティスの版画など13点を盗み逃走した。地元メディアが報じた。

 本と美術をテーマにした展覧会で、被害品はマティスの版画8点と、ブラジルを代表する20世紀の画家、カンディード・ポルティナーリの作品5点。被害額は明らかになっていない。

 2人のうち1人が警備員を脅して携帯電話などを奪った。その間にもう1人が展示作品を盗んだとみられる。けが人はいなかった。警察が2人の行方を追っている。

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