中国「大東亜戦争」表現を批判 公式SNSの陸上自衛隊投稿

 【北京共同】中国外務省の毛寧副報道局長は9日の記者会見で、陸上自衛隊第32普通科連隊(さいたま市)が公式X(旧ツイッター)の投稿で「大東亜戦争」の表現を使っていた問題について「中国を含むアジアの国民感情をひどく傷つけた」と批判した。「日本の軍国主義が侵略戦争を引き起こし、地域に災難をもたらした」とも主張した。

 日本大百科全書によると、大東亜戦争は「太平洋戦争に対する当時の日本指導者層による呼称」とされる。毛氏は「侵略した歴史の直視と反省を促す」と述べた。

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