東京理科大で喜びの記者会見 「まだまだ面白いことを」
ノーベル化学賞受賞が決まった☆合憲三(そあい・けんそう)さんは7日夜、名誉教授を務める東京理科大で記者会見に臨んだ。「職員、学生の力なくしては見つけることができなかった」と謝意を示し「今後とも研究が進んでいくよう尽力したい。完全に解明できたわけではなく、まだまだ面白いことがあるはずだ」と強調。「自分で言ったらおこがましいが、受賞でも文句は言われないだろう」とジョークも交え、会場を沸かせた。
会見場には黒っぽいスーツ姿で登場。花束を受け取った直後、緊張していた表情が緩んだ。ゆっくりと着席し、無数のフラッシュを浴びると、今度は少し驚いた表情を浮かべた。
苦しかったことを問われ「苦しかったことは気にもしていない。新しい実験事実をどんどん見つけるので、楽しいというか感動したことはある。研究で楽しい、これはすごいなと思ったことがある」と答えた。会見の冒頭はしきりにまばたきをするなど、緊張した様子が見られたが、研究分野の説明では身ぶり手ぶりを交えながら、やや早口で持論を語った。
(注)☆は石ヘンに峡の旧字体のツクリ
