AI校正、筆者らしさ薄く 文章整うが多様性危機?
人が書いた文章の言葉選びや明瞭さなどを生成人工知能(AI)に手直しさせると、語彙や文体のばらつきが小さくなり「筆者らしさ」が見えにくい文章になるとの研究を、米国・南カリフォルニア大のチームが29日までに英科学誌ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビアに発表した。オンライン掲示板の書き込みやニュース、論文など88万件以上を分析した。
AI校正は就職活動向けの整った志望書作成などに役立つ一方、方言や個性的な表現といった言語の豊かさを損ねかねない。AIが直した文章が増え、それをAIが学習と校正に反映するようになれば、文体の多様性がさらに失われていくとチームは懸念している。
