ゲンゴロウの幼虫、水面の裏歩く 世界初の発見、あおむけで

 石川県ふれあい昆虫館(同県白山市)は28日、ゲンゴロウ科の幼虫が、水面の裏側をあおむけで歩くことを世界で初めて発見したと発表した。捕食者に狙われやすい水上や水中の空間を避けるほか、呼吸のために水上に移動するエネルギーを抑えられる可能性がある。日本昆虫学会発行の国際誌に掲載された。

 同館によると、今年繁殖させ飼育していたナガケシゲンゴロウの複数の幼虫が、水面を歩く様子が繰り返し観察された。体長は最大5ミリ程度。これまで、ゲンゴロウ科の幼虫が水中の水草や流木の上を歩いたり、泳いだりすることは知られていたが、水面を歩くという報告はなかった。

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