「H3」6号機、12日打ち上げ 新タイプ、組立棟から発射地点へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、日本の主力ロケット「H3」6号機を、鹿児島県の種子島宇宙センターの組立棟から発射地点へ移動させた。12日午前9時55分ごろ打ち上げ予定。主エンジン3基のみで補助ロケットがない「3-0形態」という新しいタイプで、成功すれば3タイプあるH3の機体ラインアップが出そろう。

 H3の打ち上げは昨年12月の8号機衛星投入失敗以来。3-0形態は安価で軽量なのが特徴で、液体燃料エンジンのみでのロケット打ち上げは国内初。8号機の失敗原因とされる部材を補修して使っており、原因検証も兼ねる。

 超小型衛星6機を搭載。東京科学大の「うみつばめ」は高性能カメラで海洋観測を、静岡大の「しらいと」はスペースデブリ(宇宙ごみ)の回収技術の実証をする。

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