「われわれ4人は無事だ」 通信回復の管制室、歓喜へ

 地球に帰還し、米軍の船上でNASAのアイザックマン長官(右端)と話すワイズマン飛行士(左端)とハンセン飛行士(左から2人目)=10日(NASA提供)
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 【ヒューストン共同】10日、宇宙船オリオンが大気圏に突入すると、米南部テキサス州のジョンソン宇宙センターにある管制室を緊張が包んだ。宇宙船は超高温にさらされ、通信は6分間途絶。「なんて旅だ」「われわれ4人は無事だ」。通信が回復し、船長のワイズマン飛行士から力のこもった声が届くと、緊張は歓喜へと変わった。

 宇宙船は音速の30倍以上で大気圏に突っ込んだ。2千度以上の高温状態。宇宙船には耐熱材を施し、多くの試験を経てはいる。通信途絶も想定済みだ。それでも管制担当者たちは息をのみ、安全を祈った。

 中継のカメラが宇宙船の姿を捉える。パラシュートが開き、宇宙船は時速約30キロまで減速して太平洋に着水した。「完璧な降下でした」。実況解説者が安堵のこもった声で絶賛。総立ちの管制担当者らは拍手で迎えた。

 海上で現場対応チームが宇宙船から飛行士を1人ずつ迎えのボートへ運び出すたび、歓声が上がった。4人はヘリコプターで米軍の船に移送。船上をしっかりとした足取りで歩み、ガッツポーズと笑顔で喜びを表した。

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