「巨大地震発生に周期性ない」 カムチャツカ半島沖データを分析

 カムチャツカ半島沖で昨年7月に起きた巨大地震は、1952年の地震のひずみと、新たに蓄積したひずみがまとめて解放されたため、履歴による予測より非常に短期間で再発したと、筑波大などの研究チームが28日までに国際誌に発表した。昨年7月の地震データなどを分析した。チームは「巨大地震の発生間隔に周期性はない」としている。

 同半島付近では、海側の太平洋プレートが陸側の北米プレートへ年間約8センチの速度で沈み込んでいる。巨大地震の履歴から将来の発生時期を予測する「時間予測モデル」によると、同半島付近でマグニチュード(M)9級の巨大地震の発生間隔は180年ほどだが、昨年の地震(M8・8)は52年のM9級の73年後だった。

 チームは昨年の地震で観測された世界80カ所の地震波を解析し、昨年と52年の津波記録も比較した。昨年の地震では、52年の地震とほぼ同じ領域に当たる長さ約500キロの範囲が破壊された。

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