静岡知事「前提崩れた」 浜岡原発の審査不正疑い
中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)で想定される基準地震動を意図的に過小評価した疑いがある問題について、静岡県の鈴木康友知事は7日、県庁で記者団の取材に応じ「信頼を失わせる大変遺憾な出来事」と批判した。原子力規制委員会の審査停止の方針に関しては「新規制基準の審査の前提が崩れた。推移を見守りたい」と述べた。
浜岡原発を巡っては中部電が昨年11月に安全対策工事を巡る不祥事を発表したばかり。鈴木氏は「企業の体質改善を含めて今後の取り組みに注目していきたい」とした。
下村勝・御前崎市長は6日、市役所で「データそのものの信頼性が揺らぐとその後の解釈も含めて全て揺らいでしまう」と指摘した。
