徳島知事の問責決議可決 直後に再選出馬表明

 徳島県議会は7日の本会議で、後藤田正純知事の言動に問題があるとして、知事への問責決議を賛成多数で可決した。最大会派の自民党など複数会派が賛成し、県議36人のうち計25人が決議案の提出者に名を連ねた。後藤田氏は可決直後の閉会のあいさつで、来春の統一地方選で実施が見込まれる知事選に再選を目指して立候補すると表明した。

 決議では、知事の言動や行政の意思決定の在り方について、疑問が相次いでいると指摘。自民の須見一仁県議は6日の議会運営委員会で「十分な説明や、行政運営の透明性、公平性の徹底を強く求めるため問責する」と説明した。可決されても法的拘束力はない。

 後藤田氏は8月、県内の町村長らとの会合で、県立高に多い北海道への修学旅行を巡り「クマが出たら終わり。北海道に行く高校と、そうじゃない(海外に行く)高校は差が出る」と発言。記者会見で「批判や反対ではない」と釈明していた。

 後藤田氏の意向で就任した県観光協会の幹部に、不透明な手続きで報酬が支払われているとの指摘もあり、9月中旬の本会議で議題になっていた。

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