現行選挙制度骨格に改革 座長修正案、野党反発
衆院は25日、選挙制度の在り方を検討する与野党協議会の幹事会を開き、鈴木馨祐座長(自民党)が試案骨子を修正して提示した。「当分の間は小選挙区制と比例代表制の組み合わせ方式を骨格」として、制度改革を進めると明記。野党は「現行制度をベースとした手直しで、抜本改革ではない」(中道改革連合の中野洋昌幹事長代行)と反発した。
試案では比例代表の議席配分方式を巡り、現行のドント式から少数政党に議席が回りやすくなる「サンラグ式」を検討すると記載。検討事項として他に(1)小選挙区と比例代表の重複立候補者が比例で復活当選する際の最低得票率を「有効投票総数の10分の1」から「6分の1」に引き上げ(2)小選挙区当選者との得票比率(惜敗率)による当選基準の設置-などを挙げた。
議員定数削減は「人口動態の変化や民意などを踏まえ、適切な規模の削減を行う」と記したが、具体的には踏み込まなかった。
鈴木氏は、各党の見解に関し「かなり隔たりがあり、しっかり協議していく」と説明。サンラグ式については、チームみらいの提案を反映したと語った。
