日英首脳、経済安保で連携 重要鉱物、防衛協力促進
【ロンドン共同】高市早苗首相は14日(日本時間同)、英ロンドンでスターマー首相と会談した。終了後、経済安全保障分野での連携に関する共同宣言を発表。中国を念頭に、重要鉱物の輸出規制や経済的威圧に深刻な懸念を示し、サプライチェーン(供給網)強化を明記した。イタリアを加えた次期戦闘機開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」などの防衛協力の促進を打ち出した。
両首脳の会談は、今年1月に東京で実施して以来。
高市首相は会談冒頭、日英関係に関し「『準同盟国』と言えるレベルに達している。もっと高みに引き上げたい」と述べた。
会談では、洋上風力発電に関する連携枠組みの創設で合意した。日本から最大90億ポンド(約1兆9千億円)の投資を見込む。次世代型原発やフュージョン(核融合)を含むエネルギー分野での連携強化を確認した。
先端半導体の国産化を目指すラピダスと、英国の半導体センターがパートナーシップを締結。人工知能(AI)や量子などの先端技術分野でも協力を深める方針で一致した。
