日豪で安保協力推進を確認 防衛相会談、戦略改定検討も
小泉進次郎防衛相は8日、オーストラリアのマールズ副首相兼国防相と防衛省で会談した。同日の北朝鮮による弾道ミサイル発射やイラン情勢を巡り協議。インド太平洋地域の安定に向け、安全保障分野での協力を推進していく方針を確認した。日豪両国がそれぞれ取り組む安保に関する戦略改定の検討状況についても意見交換した。
小泉氏は「不確実性が増す厳しい安保環境において、日豪の緊密な連携を強力な抑止力として機能させていくことが必要だ」と訴えた。マールズ氏は、北朝鮮のミサイル発射に触れた上で「日豪両国による演習のテンポは高まっている」と指摘した。
会談後の共同記者発表で、小泉氏は「両国の戦略的整合性を図るため、緊密に連携することで一致した」と説明した。マールズ氏は米国とイランの停戦合意に関し「良い知らせだ」と歓迎した。
マールズ氏は、防衛相経験者の木原稔官房長官とも首相官邸で会談。今年が日豪友好協力基本条約署名から50年の節目に当たることを踏まえ、安保や経済安保分野での協力強化に関し協議した。
