若者を核廃絶運動のリーダーに 被団協、結成70年で記念式典

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は7日、東京都内で結成70周年記念式典を開いた。代表委員の田中熙巳さん(94)があいさつし「力のある限り、たくさんの若い人を仲間に入れて核廃絶運動のリーダーになってもらいたい」と呼びかけた。

 式典では代表理事を長く務めるなど活動に貢献した全国の35人を功労者として表彰した。代表理事で、兵庫県原爆被害者団体協議会理事長の立川重則さん(82)は表彰状を受け取り「世界はかつてないほど危機的な状況だ。核戦争を起こすな、核兵器をなくせの信念を新たに力強く運動を進める」と決意を述べた。

 被爆者の故・山口仙二さんが1982年、米ニューヨークで開かれた国連軍縮特別総会で行った演説の録音も流された。「ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ!」と訴える力強い声に参加者が聞き入った。

 被団協は56年8月に結成された。核廃絶と国家補償の実現が運動の柱。被爆の実相を伝える証言活動の功績により、2024年にノーベル平和賞を受賞した。

社会最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス