アンダーパスで予防的規制、千葉 全国初、大雨の国道16号で
国土交通省は7日未明、秋雨前線などの影響で大雨となった千葉市中央区村田町にある国道16号のアンダーパスで、車両の通行を予防的に規制した。8月の豪雨で冠水して1人が死亡した場所で、国が対策として全国計7カ所で導入していた。実施されるのは初めて。
国交省千葉国道事務所によると、規制区間は前後の交差点を含む約1キロ。市内でレベル4大雨危険警報が出されたため、7日午前0時半から通行止めにした。
7日未明、通行止めを知らせる表示と赤いコーンが並ぶ前で、反射ベストを身に着けた誘導員が、向かってくる車に赤い誘導灯を振り上げて案内した。「ここは通れないのですか」と尋ねる運転手に、誘導員が「通行止めなので」と申し訳なさそうに答える場面もあった。雨は次第に強まり、近くの排水溝には水がたまっていた。
対象は大雨危険警報の発表時に加え、国道事務所や警察が冠水の可能性があると判断した場合で、今月4日、過去に冠水が発生するなどリスクが高いと判断した北海道と山形、新潟、鳥取、高知各県の国道のアンダーパス計6カ所でも導入していた。
