プライバシー配慮した避難所新設 集合住宅の停電継続受け、千葉市
豪雨被害を受けた千葉市は25日、プライバシーが確保されたスペースやトイレなどが充実した避難所を新たに開設した。地下の電気設備が浸水したマンション十数棟で停電が続き、長期化も懸念されていることを受けての対応。神谷俊一市長は赤間二郎防災担当相と面談し、民間住宅を借り上げた「みなし仮設住宅」への入居支援や、激甚災害の早期指定を要請した。
市によると、避難所は同市中央区の中心部にある複合施設「きぼーる」に設置した。空調の効いた空間に簡易ベッドや電子レンジが整備され、パーティション付きで70人程度が利用できる。市の担当者は「被災者の受け皿になってほしい。熱中症や体調を崩すことによる災害関連死を防ぎたい」と話す。
神谷氏は内閣府で要請書を提出後、取材に「これからの生活が安定したものになると希望を持ってもらうための要請だ」と話した。停電したマンションはエレベーターや水道が使えず「生活し続けることは極めて困難」と強調。住宅損壊を想定している罹災証明書の交付基準見直しや、災害救助法適用を要請書で求めた。
