明石歩道橋事故25年、教訓継ぐ 遺族「安全文化育てて」

 兵庫県明石市で2001年、殺到した花火大会の見物客が歩道橋で折り重なるように転倒し、11人が亡くなった事故は、21日で25年を迎えた。市は教訓を引き継いでいくため新人職員研修を実施し、次男智仁ちゃん=当時(2)=を亡くした下村誠治さん(68)が講話した。リスク管理の必要性を訴え「安全文化を育て、明石市から発信し続けてほしい」と述べた。

 市によると、事故後に入庁した職員は全体の約63%に上る。明石市は事故翌年から、この日を「市民安全の日」と定め、悲劇を風化させないため、毎年研修を実施している。

 事故は01年7月21日夜、花火大会会場の大蔵海岸と最寄りのJR朝霧駅を結ぶ歩道橋で発生した。

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