長崎市、「力の支配」横行を危惧 平和宣言起草委

 長崎市は11日、「原爆の日」の8月9日に開く平和祈念式典で、鈴木史朗市長が読み上げる平和宣言文の起草委員会の最終会合を開いた。核保有国による武力行使や威嚇など「力の支配」の横行を危惧する文案を提示。各国に対し、対話を重ね「法の支配」を取り戻すよう要請した。市は今後、委員の意見を踏まえ宣言文をまとめる。

 文案は、5月の前回会合で示した原案を修正した内容。委員からは前回に続き、ロシアのウクライナ侵攻や米イスラエルによるイラン攻撃を念頭に、具体的な国名に言及するよう求める意見が出た。鈴木氏は「国名を網羅的に入れると収拾がつかない」と述べた。

 起草委は鈴木氏が委員長で、被爆者や識者ら計15人で構成する。

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