陸自小銃発射3年で追悼式 岐阜、隊員2人死亡
岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で隊員3人が自動小銃で撃たれ死傷した事件から3年となった14日、陸自第10師団が同射撃場で追悼式を開いた。非公開で約30分間行われ、遺族や陸自関係者ら約40人が犠牲となった2人の死を悼んだ。
死亡した2人は菊松安親1等陸曹=当時(52)、特別昇任で陸曹長=と八代航佑3曹=当時(25)、同2曹。所属していた第35普通科連隊の連隊長坂本克好1佐は式で「遺志を胸に刻み、責任ある行動を貫いていく」と追悼の辞を述べた。
射撃場前には花や酒などが供えられていた。毎年訪れているという八代さんの知人の20代男性は「このようなことがないよう対策してほしい」と話した。
事件は2023年6月14日午前、訓練中に発生。元自衛官候補生の渡辺直杜被告(21)は弾薬を奪おうと、上官の指示なく小銃に弾倉を装填し、2人を殺害、別の隊員1人に重傷を負わせたとして、強盗殺人罪などで起訴された。初公判の期日は決まっていない。起訴後に2回目の精神鑑定が実施され、進行がずれ込んでいるとみられる。
