発生6日目、初のまとまった雨 岩手山林火災、消火活動続く
岩手県大槌町では27日、山林火災の発生後初めてまとまった雨が確認された。各地から集まった緊急消防援助隊約1200人や自衛隊が、地上と上空から懸命の消火活動を続けた。発生6日目も鎮火の見通しは立っておらず、焼損面積は27日午前6時時点で1618ヘクタールとなった。
現地では同日午前から小雨がぱらつき、午後にはまとまった雨が降った。気象庁によると、午後2~3時の1時間に1・5ミリの雨を観測した。町によると、住宅地の被害拡大は食い止められており、山林の早期鎮火や再燃防止のため、町は消火剤を散布する。
4日間過ごした避難所から自宅に戻った近藤房子さん(68)は「家の近くの林が再び燃えないか心配だ。この雨で収まってくれるといい」と話した。別の地区に住む男性(40)も一時的に帰宅し「後発地震注意情報の終了後もすぐに避難できるよう備えは続けていくが、今は火事のことが心配だ」と話した。
盛岡地方気象台によると、28日夕から夜にかけても、15~20ミリのまとまった雨が降る見込み。
