中国大使館に相次ぎ脅迫 侵入前も、日本の対応批判
在日本中国大使館(東京都港区)は16日、記者会見を開き、自衛隊関係者を名乗る団体や人物から3月5日と31日に襲撃予告や爆弾設置といった脅迫を相次いで受けていたと発表した。5日の脅迫の後、警察に通報したが、24日に現役自衛官による大使館侵入事件が発生。「有効な措置を取っていなかった」と日本側の対応を批判した。
大使館は3月5日に元警察官・自衛官からなる「精鋭部隊」を名乗り、「大使館を襲撃する」「支那人を皆殺しにする」とした脅迫状を受け取った。「高市早苗万歳。大日本帝国万歳」とも書かれていた。31日には交流サイト(SNS)経由で即応予備自衛官を自称する人物から「遠隔式爆弾を設置した」と脅された。
施泳臨時代理大使は「極めて悪質だ」と非難。日本側に三つの事案の関連や背景の解明を求めた。「責任ある説明をし、有効な措置を取り、類似事件の再発防止を徹底するよう促す」と述べた。
大使館侵入事件は、陸上自衛隊の3等陸尉村田晃大容疑者(23)が刃物を持って敷地に侵入し、警視庁が建造物侵入などの疑いで逮捕、再逮捕した。
