国際線、発達障害向け冊子作成 不安解消、安心利用に

 羽田空港国際線エリアの手荷物検査について説明した電子冊子のページ(運営会社提供)
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 空港に響く検査機器の電子音や、免税品店から漂う香水のにおいは刺激が強い-。発達障害や感覚過敏の人にも安心して施設を利用してもらおうと、羽田空港国際線エリアの運営会社が搭乗や出入国の手順を写真付きで解説する電子冊子を作成し、ホームページで公開している。事前に注意点を把握できれば不安解消につながるとしている。

 冊子は「羽田空港体験サポートブック 第3ターミナル用」。(1)手荷物検査は持ち物全てをトレーに入れ、安全確認後に戻ってくる(2)出国審査後の店舗エリアは混雑し、強いにおいと照明がある-といった空港の特徴を平易な表現で説明した。静かに過ごせる場所や、普段は撮影禁止の区域の写真も載せた。

 運営会社によると、1人で手荷物を預けてから受け取るまでの検査や、異常時に鳴る電子音が大きな不安を与えるケースがある。イヤーマフ(耳当て)やぬいぐるみを手放せない人がいるため、複数の関門がある空港は海外旅行への障壁という側面があった。

 運営会社は当事者の親子らに施設を歩いてもらい、刺激や不安の強い場所の指摘を受けた。

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