陸自与那国駐屯地10年で式典 続く配備拡充、懸念の声も

 沖縄県与那国町の陸上自衛隊与那国駐屯地が開設して28日で10年となり、記念式典が開かれた。与那国島は台湾から約110キロに位置し、部隊は「中国に対する目と耳」(自衛隊関係者)として主に周辺の艦船や航空機の情報収集を担っている。2030年度には地対空ミサイル部隊の配備も計画され、町民からはなし崩し的な配備拡充だとして懸念の声も上がる。

 式典は一般開放され、駐屯地司令の小俣好史1等陸佐は「駐屯地機能の拡充は情勢変化の裏打ちであり、われわれへの期待のあらわれだ」と語った。上地常夫町長は、今後の増強について「防衛省には住民への丁寧な説明を強く求める」と述べた。

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