「目に入った2人刺した」 執行官らを突然襲撃か

 東京都杉並区の路上でアパート立ち退きの強制執行の手続きに訪れた東京地裁の執行官ら2人が刺され1人が死亡した事件で、逮捕された住人の山本宏容疑者(40)が「たまたま目に入った2人を刺した」と供述していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者と2人に面識はなく、警視庁は突然襲ったとみて調べている。

 警視庁によると、亡くなった建物賃料の保証会社社員小栗寿晃さん(61)は背中に1カ所、60代の男性執行官は胸など4カ所に傷があった。警視庁は17日午前、殺人などの疑いで容疑者を送検する予定だったが、抵抗したため関係書類のみを送付した。

 容疑者は昨年7月時点で家賃約40万円を滞納しており「自暴自棄になった」と説明。「新型コロナウイルス禍以降、仕事をしていなかった」とも話しており、経緯を調べる。

 事件は15日午前10時10分ごろ発生。執行官らが部屋を訪問すると、容疑者が煙が出ている段ボールを外廊下に置いたため路上に避難した。容疑者は包丁を持って追いかけ、2人を刺したとみられる。

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