弘前大教授、停職3カ月 不適切指導や性的発言

 弘前大(青森県弘前市)は24日、学生を指導中に長時間立たせたり、性的な発言をしたりするなどのハラスメントを繰り返したとして、教育学部の教授を停職3カ月の懲戒処分にした。大学の調査に「行き過ぎたところがあると思う」と認めている。

 大学によると、学生を見下すような言動や、不必要に顔を近づけるなどの行為も確認した。今年1~8月、複数の学生から相談があり、調査していた。

 教授は過去にもハラスメントが疑われる事案を複数回起こし、学部から注意や指導を受けていた。福田真作学長は「再発防止策を徹底し、学生が声を上げやすい環境の強化に努める」としている。

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