青森八戸、鉄塔倒壊恐れ避難指示 周辺48世帯、接合ボルト外れる

 通行が規制された「NTT青森八戸ビル」に設置された鉄塔の周辺=11日午前、青森県八戸市
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 8日深夜の地震で震度6強の揺れを観測した青森県八戸市は11日、市中心部の「NTT青森八戸ビル」の屋上に設置された鉄塔の一部に損傷が見つかり、倒壊の恐れがあるとして、周辺の48世帯に避難指示を出した。鉄塔は大規模な工事が必要で、避難指示は3週間ほど続く見込み。

 現場はビルや住宅が立ち並ぶ八戸市中心部。NTT東日本によると、地震翌日の9日、地上から約50メートル地点で鉄塔の柱が破断したり、接続部からボルトが外れたりしているのを確認して市に報告した。被害の全容は把握できていないという。

 現場周辺の国道45号は、11日午前0時半に通行止めとなり、朝から渋滞が発生した。

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