高崎市、第4種踏切全廃へ 女児死亡事故受け方針表明

 群馬県高崎市の上信電鉄の踏切で小学4年の女児が電車にはねられ死亡した事故を受け、高崎市は16日までに、市内に21カ所ある警報機や遮断機のない「第4種踏切」を廃止する方針を発表した。地元の合意が得られれば踏切をなくして通行できなくし、合意が得られなければ警報機や遮断機のある「第1種踏切」に切り替える。2025年度以降の5年間で必要な予算を確保する方針。

 上信電鉄は経営が厳しいため、同社には負担を求めず、国の補助金と市の支出で折半する。富岡賢治市長は「人の命に関わることなので速やかに対応する」とのコメントを出した。

 事故は6日午前、犬を連れていた近くの女児(9)が亡くなった。

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