事故後放置死殺人罪で起訴、長野 歩行者を車ではね山中に

 長野地検は28日、歩行者の男性を車ではねた後、山中に運んで放置したとして保護責任者遺棄容疑で逮捕された会社員佐藤英伸容疑者(32)を殺人罪で追起訴した。男性は低体温症と多発性外傷で死亡しており、死亡しても構わないという「未必の故意」が佐藤被告にあったと判断したとみられる。

 起訴状などによると、昨年12月10日午前4時10分ごろ、長野県佐久市の道路を歩いていた中沢秋雄さん=当時(85)=を車ではねた上、意識のない中沢さんを佐藤被告の自宅駐車場で別の車に乗せ替えて同県長和町の山中に放置し、殺害したとしている。地検は認否を明らかにしていない。

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