蓋状のものが地域猫の首に 優しさの連携で無事解決したけれど…人間の配慮があれば防げる事故だった

関西圏のある公園で暮らす地域猫。よく見ると、首に蓋のようなものがついており、苦しそうです。エサも食べにくいでしょうし、眠ることにも支障がありそうです。このせいで、けがや事故を起きないとも限りません。

この猫の異変を知り「なんとかしなければ」と地域のボランティアさんは、すぐに猫にまつわる困りごとを解決する会社「ねこから目線。」に相談。同社スタッフはその写真を見て「これはあまりにかわいそう」と共感。できるだけ早い解決を目指しました。

■「餌を置く素ぶり」に反応し捕獲器に入ってくれた

スタッフはボランティアさんの話を聞き、公園内で地域猫がよく立ち寄るエリアに捕獲器を設置しました。

猫はその様子を遠巻きに見ており、警戒している様子でしたが、これを逆手にとってボランティアさんが「餌を置く素ぶり」をして、いったん捕獲器から離れて反応を見ました。40分ほど経過したところで地域猫が捕獲器に近づき、無事に中に入ってくれました。

■「何かの蓋にハマってしまう猫」は少なくない

すぐにボランティアさんは地域猫を動物病院へ連れていき、蓋状のものを外しました。動物病院の先生いわく「これは小さなゴミ箱の蓋では」とのことでしたが、何より地域猫の体も無事だったことをおおいに喜ぶボランティアさんとスタッフでした。

この地域猫のように蓋状のものが首にはまって外れなくなる猫は少なくなく、「ねこから目線。」のもとにも同様の相談が寄せられることがあるそうです。特に夏場などは、ジョウロの中の水を飲みたい一心で首を突っ込み、そのまま首にハマって取れなくなる猫が毎年数匹は出てきており、今回も、地域猫がゴミ箱の中をあさろうとしたことが考えられました。

ジョウロにしてもゴミ箱にしても、中身の放置に注意するという人間側の小さな配慮があれば、このようなことは起こらないでしょう。「動物たちとともに生きる」上では、こういった配慮も今後もっと議論がなされると良いなと思いました。

(まいどなニュース特約・松田 義人)

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