トランプ氏中止表明の集会開催へ 中間選最終盤で混乱、共和党劣勢
【ワシントン共同】11月3日投開票の米中間選挙に向けてトランプ米大統領は30日、前日に中止を表明した中西部のカンザス、アイオワ両州での集会を11月1日に開催すると表明した。両州では連邦上院選が接戦で、1日は投票日前の最後の日曜日。最終盤で選挙戦略が二転三転し、苦戦を強いられている与党共和党の混乱ぶりが露呈した。
選挙戦は、対イラン軍事作戦に伴う物価高への不満から共和党に逆風が吹いており、下院だけでなく上院でも多数派を失う可能性があるとの見方が出ている。トランプ氏は集会で熱烈な支持層「MAGA(米国を再び偉大に)」派を鼓舞し、劣勢を挽回しようと躍起になっている。
トランプ氏は「選挙の顔」として、10月1日から同30日にかけて19州で集会を26回開催。CNNテレビによると、トランプ氏は29日に集会中止を表明した後、連日の集会で疲労の色が見えると報じられたことにいら立ち、集会を開催するよう求めた。スタッフが慌てて日程を再調整した。
集会は当初、カンザス州で31日、アイオワ州で11月1日に予定されていた。
