熊本地震「死者13人」 イオン爆発、製紙工場被害
熊本県で起きた最大震度7の地震で、高市早苗首相は29日、関連調査中を含め死者が13人に上ったと明らかにした。このうち爆発が起きた大型商業施設「イオンモール熊本」(嘉島町)での死者は3人と説明した。被災地では多数が負傷。県内で9800人超が避難した。家屋倒壊やインフラが損壊し、県などが被害状況の把握を急ぐ。
県は29日午前、イオンモールで、20代の女性2人が死亡し、女性1人が心肺停止と発表していた。他に5人が負傷した。
県などによると、煙突が折れる被害が出た日本製紙八代工場(八代市)では4人が救助された。2人が心肺停止、2人が重症。7人の安否が分かっていない。甲佐町と八代市でそれぞれ1人が死亡し、氷川町で2人が心肺停止となった。
イオンモールでは、地震発生を受けて施設内にいた大勢が避難した後に爆発が起き、2階部分が崩落した。政府によると、28日の施設内の捜索時にガス臭がしたという。
県は安否不明者の確認を進めた。一時は20~30人との情報があった。
