住民「投げ出された衝撃」 道路浮き上がり、石垣崩壊

 熊本県氷川町や宇城市では震度7を観測。同市では道路が浮き上がり、石垣が崩れた。住人の男性(89)は「ガタガタと縦や横に10~20秒ほど揺れた」と声を震わせた。氷川町の特別養護老人ホーム「早尾園」の女性職員は「机にしがみついても体を支えきれなかった。入所者も職員も転倒してけがをしている」と切迫した様子。町役場の坂井寿弘さん(64)は「横揺れがひどかった。立っていられず、投げ出されたような衝撃だった」と緊迫した声で語った。

 2016年の熊本地震でも被害を受けた津森神宮(益城町)の権禰宜甲斐陽三さん(32)は「本殿や楼門がまた傾いたらと不安だった」。神社では灯籠2基が倒れたという。

 震度6弱の上天草市。旅館なかしま荘では酒や食器が落ち、水道管に被害があったのか、床も水浸しに。

 震度6弱の御船町では、役場職員の下田洋希さん(26)が「熊本地震を思い出すような揺れで怖かった」と話した。

 震度5強の熊本市では、熊本城の石垣が一部崩壊。複数箇所で土煙が上がったという。

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