米、長期の港湾封鎖準備か 攻撃開始2カ月、膠着状態
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは28日、トランプ大統領が側近に対し、米軍による長期的なイラン港湾封鎖の準備を指示したと報じた。イランの収入源である石油輸出を止め、有利な交渉条件を引き出す狙い。米イスラエルのイラン攻撃開始から28日で2カ月。情勢は膠着しており、戦闘終結に向けた対面協議再開のめどは立たない。
一方、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖が長引けば、一層の油価高騰を招く恐れがある。米国内ではガソリン価格上昇に不満が高まっており、11月に中間選挙を控えるトランプ政権にも打撃となる。
ベセント米財務長官は28日、X(旧ツイッター)で、港湾封鎖によりイランの石油積み出し拠点カーグ島の貯蔵施設の容量が限界に近づいているとし「(イランは)石油生産を減らさざるを得ない」と指摘した。
