イラン新指導者、米基地攻撃警告 モジタバ師が初声明
【イスタンブール共同】イランの新しい最高指導者に選出されたモジタバ・ハメネイ師(56)が12日、選出後初めて声明を公表した。「近隣諸国にある米国の基地を攻撃する」と述べ、徹底抗戦の構えを示した。国営テレビが報じた。ホルムズ海峡については「戦争での圧力手段として使う」と強調、封鎖を継続する考えを示した。
トランプ米大統領はモジタバ師選出について「失望した」と批判していた。イスラエルは、モジタバ師は殺害対象になると警告していた。
モジタバ師は、2月28日に米イスラエルの攻撃で殺害された父親の第2代最高指導者ハメネイ師の次男。イスラム聖職者でつくる「専門家会議」が今月9日に後継者に選出したと発表した。ペゼシュキアン大統領や革命防衛隊もモジタバ師への支持を示し、挙国一致体制を演出していた。
モジタバ師を巡っては、米メディアが2月28日に脚などを負傷したと報道。イラン外務省報道官は負傷を認めつつ「容体は良好だ」と述べていた。負傷の程度は不明。
