震災15年、復興岐路に 亡き人悼み、継承誓う

 東日本大震災から15年、仙台市若林区荒浜地区の海岸で朝日を見る人たち=11日午前5時57分
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 2万2千人を超える犠牲者が出た2011年の東日本大震災は11日、発生から15年となった。岩手、宮城、福島3県の被災地では遺族らが犠牲者を悼み、戦後最悪の自然災害の教訓を継承する決意を新たにした。インフラはほぼ整備された一方、まちづくりやなりわい再建の遅れ、人口減などの課題が露呈。福島では、東京電力福島第1原発事故によって今も約2万3千人が県内外に避難している。被災地の復興は岐路に立つ。

 津波で児童・教職員計84人が犠牲になった宮城県石巻市の旧大川小には、遺族が早朝から訪れる。

 人的被害が町民の1割近い約1300人に上った岩手県大槌町では、追悼施設「鎮魂の森あえーる」に献花台を設置。

 福島第1原発が立地する福島県双葉町では、犠牲者の名を刻んだ慰霊碑の除幕式が開かれる。

 震災は11年3月11日午後2時46分に発生。津波が沿岸部を襲い、福島第1原発は1~3号機がメルトダウン(炉心溶融)した。警察庁などによると、今年3月1日時点で死者1万5901人、行方不明者2519人。避難中の体調悪化などによる関連死は昨年末時点で3810人となった。

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