イラン反政府デモ、死者490人 トランプ氏「強力な対応を検討」
【テヘラン、ワシントン共同】イラン全土に広がった反政府デモで、人権団体のニュースサイトHRANAは11日、デモ参加者の死者が490人になったと明らかにした。拘束者は1万人を超え、治安要員40人以上も死亡した。ロイター通信が報じた。
トランプ米大統領は11日、記者団に対しイランのデモで死者が出ているとして「非常に強力な対応を検討している」と述べ、軍事行動を改めて警告した。イランは米軍が攻撃した場合、報復を予告しているが、トランプ氏は「そうすればかつてないレベルで打撃を与える」と語った。
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版はトランプ氏が、13日にルビオ国務長官、ヘグセス国防長官ら政権幹部と反政府デモへの対応で初の正式な協議をすると報じた。対イラン制裁の強化や軍事介入、サイバー攻撃などの具体的な選択肢が議題になる。
イラン指導部はデモの背後に米国とイスラエルがいるとし、強硬手段で鎮圧する構えを崩していない。
治安部隊とデモ隊との衝突が激化した8日以降、当局はインターネットを遮断し、被害の全容は見えない。
