東大5位、日本勢上昇 アジア大学ランキング

 【ロンドン共同】英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が1日付で発表した今年のアジアの大学ランキングで、日本の東大が前年8位から5位に浮上した。京大は18位から13位、東北大が34位から20位となり、日本勢の順位が上昇。トップ30に日本の5大学が入った。

 THEは今年の評価指標に「研究の影響力」を新たに追加した。「日本が最も得意とする研究の質を測る指標」で「日本の大学の研究成果における卓越性が明らかになった」と強調した。アジアの平均を大幅に上回っているという。

 トップ3は5年連続変わらず、中国の清華大、北京大、シンガポール国立大の順で続いた。THE事務局によると、トップ100入りした大学が国別で最も多かったのは中国で33大学。2位は韓国の16大学、日本は10大学で3位だった。

 日本勢で100位以内に入ったのは大阪大(28位)、東京工業大(29位)、名古屋大(41位)、九州大(52位)、北海道大(79位)、筑波大(82位)、東京医科歯科大(90位)。

 中東を含むアジアの31の国・地域が対象。

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