洗濯を忘れた夫にイラッ 事情を聞いた妻が「見方が変わった」 失敗に至った理由を知ることで怒りをコントロールできる【漫画】
誰かの行動を見て、思わずイラッとしてしまうことはありますよね。しかし、その人なりの事情を知ることで、同じ出来事でも見え方が変わることがあります。B.B軍曹がInstagramに投稿した『器が大きい人のモノの見方』は家事をきっかけに、夫が人を見るときに大切にしている考え方が描かれています。
ある日、作者は放置された洗濯物を見つけます。その日は夫が家事当番だったため、この状況を見た作者は、夫への苛立ちを感じるのでした。その後、夜に帰宅した夫から、洗濯物の処理をしてくれたことへの感謝と、トラブルのために洗濯ができなかったことへの謝罪を受けます。事情を聞いた作者は、「洗濯物を放置していた」という結果だけを見ていたときとは、見え方が変わったと感じます。
一方で、これが逆の立場だったとしても、夫はあまり怒りません。たとえば作者が何かを忘れていたときも、まず「何か理由があったのかな」と聞くのだとか。そこで作者が「どうやったらそんなに広い心を持てるの?」と尋ねると、夫はこれまで自分も上司に怒られたり、たくさん失敗したりした経験があるからだと話します。そのため、失敗にはその人なりの理由があることを彼は理解しています。そのため、誰かが失敗したときも、「なんでこんなことをしたんだろう」と考えるより先に、「何があったんだろう」と考えるようになったのです。
そして、それは人を褒めるときも同じだといいます。立派な成果を出した人を見れば、結果だけなら「すごい」で終わりますが、そこに至るまでに何を考え、何を乗り越えてきたのかを知ると、その人への敬意がさらに増すのだとか。このように、夫は怒るときも、褒めるときも、目の前にある結果だけで人を決めつけません。事情を知れば怒りは減り、努力を知れば相手への敬意が増すと語ります。そんな夫の話を聞き、作者は人を見るときの視点について改めて考えるのでした。
読者からは「この考え、子育てに通じますね。なぜできなかったよりも、何を考え、どう思ったのかを大事に引き出して行きます!」「素晴らしい!こういう上司、ほんと必要です」などの声があがっています。
そんな同作について、作者のB.B軍曹さんに詳しく話を聞きました。
■結果だけで人を決めつけない 夫が大切にしているものの見方
--このエピソードを漫画にしようと思ったきっかけはありますか?
私はわりと、目の前で起きたことに対して瞬間的に「なんでやねーん」と思ってしまうタイプなんです(笑)。でも夫は、誰かが失敗したときもすぐに評価せず、まず「何があったんだろう?」と考える。その違いがおもしろいなと思ったのがきっかけでした。同じ出来事でも、見えている結果だけを見るのか、その背景まで見るのかで、相手への感情ってこんなに変わるんだなと。それは夫婦関係だけでなく、仕事や人間関係にも通じる話だと思い、漫画にしました!
--洗濯物が放置されているのを見たときはイラッとしたものの、旦那さんから事情を聞いて見え方が変わったとのことですが、そのとき、気持ちにどのような変化があったのでしょうか?
洗濯物だけを見ていたときは「まーた忘れたんだ」と思っていたんです。でも事情を聞いた瞬間、「忘れた」ではなく「そこまで手が回らなかった」に変わるじゃないですか。目の前の光景は何ひとつ変わっていないのに、自分の中の解釈だけでイライラも落ち着いたのが印象的でした。それ以来、腹が立ったときほど「私がまだ知らない事情があるかも」と、一度考えるようになりました(笑)
--どうしてその結果になったのかを知るということが、怒るときも褒めるときも同じという話を聞いたとき、軍曹さんはどのように感じましたか?
最初は「怒ることと褒めることが同じってどういうこと?」と思いました。でも失敗だけ見てダメと決めないのと同じで、成功だけ見てすごいで終わらせない。どちらも、その人がそこに至るまでを知ろうとすることなんですよね。特に「褒めるときも背景を見る」という発想は自分にはなかったので、相手への敬意って、結果より過程を知ったときの方が深くなるんだなと思いました!
(海川 まこと/漫画収集家)
