【ダイハツタント】あなたはどれを選ぶ?全3タイプと7グレードの特徴と違いを徹底比較
本記事では、ダイハツ「タント(以下、タント)」の全グレードの価格や燃費、外観・内装、走り、装備の違いを分かりやすく解説。目的別のおすすめグレードも紹介します。
※車両情報は2026年6月29日時点の内容です。
■【1分解説】タントのグレードの違い
タントは「標準車」「カスタム」「ファンクロス」の3タイプに分かれ、グレードは主に以下の7種類です。
【L】
・新車時価格:148.5万円~
・WLTC燃費:21.4~22.7km/L
・特徴:装備は最低限
【X】
・新車時価格:161.7万円~
・WLTC燃費:21.4~22.7km/L
・特徴:コスパ優良
【Xターボ】
・新車時価格:173.2万円~
・WLTC燃費:19.6~21.2km/L
・特徴:高速・坂道も快適
【カスタムX】
・新車時価格:187万円~
・WLTC燃費:21.4~21.9km/L
・特徴:見た目と装備が充実
【カスタムRS】
・新車時価格:196.4万円~
・WLTC燃費:19.6~21.2km/L
・特徴:走り・装備ともに最上位
【ファンクロス】
・新車時価格:181万円~
・WLTC燃費:21.4~21.9km/L
・特徴:アウトドア向け
【ファンクロスターボ】
・新車時価格:190.3万円~
・WLTC燃費:19.6~20.6km/L
・特徴:アウトドア+走り重視
迷ったら、デザイン・装備・走り充実で人気の高い「カスタムRS」がおすすめです。
一方、コスパ重視なら「X」、走り重視ならターボ搭載の「Xターボ/カスタムRS」、アウトドア志向なら「ファンクロス」をおすすめします。
■タント・カスタム・ファンクロスの違い
タントは「標準車」「カスタム」「ファンクロス」の3タイプに分かれ、ここで選択の方向性がほぼ決まると言っても過言ではありません。見た目や装備、使い方に応じてタイプを選ぶのがポイントです。
▽コスパ重視の標準車「タント」
タントはシンプルで親しみやすいデザインの標準モデルで、価格を抑えながら実用性を重視したい人に適しています。
グレードは「L」「X」「Xターボ」の3種類があり、X以上を選ぶと装備と使い勝手が大きく向上します。日常使いを中心にコスパよく乗りたい方には、XまたはXターボがおすすめです。
▽上質感ある「タントカスタム」
タントカスタムは、迫力あるフロントデザインと充実した装備が特徴のモデルです。
グレードは「カスタムX」と「カスタムRS」の2種類で、RSはターボを搭載しています。見た目や装備、走行性能まで重視したい方には、カスタム系が向いています。
▽アウトドア志向の「タントファンクロス」
タントファンクロスは、アウトドア志向のユーザー向けに2022年に追加されたモデルで、個性的なデザインと実用的な装備が特徴です。
細かなグレード展開はありませんが、NAモデルとターボモデルが用意されています。レジャーやアウトドアでの使い勝手を重視する人におすすめです。
■タントの各グレードの特徴
ここでは、タントの各グレードの違いを、走行性能や装備の観点から解説します。
【L】
・ターボ:-
・スライドドア:手動
【X】
・ターボ:-
・スライドドア:電動(左側)
【Xターボ】
・ターボ:〇
・スライドドア:電動(左側)
【カスタムX】
・ターボ:-
・スライドドア:電動
【カスタムRS】
・ターボ:〇
・スライドドア:電動
【ファンクロス】
・ターボ:-
・スライドドア:電動
【ファンクロスターボ】
・ターボ:〇
・スライドドア:電動
※特別仕様車リミテッドを選択すると両側電動スライドドアとなります。
▽標準車のベースグレード「L」
Lは、車両価格が150万円前後に抑えられたエントリーグレードです。他のグレードと以下のような点が異なり、装備は最低限です。
・手動スライドドア
・快適装備がほぼ非搭載
・内装もシンプル仕様など
バニティミラーやシートバックテーブル、電動パーキングブレーキなど、実用的な装備がほとんど非搭載です。「とにかく低コストで、タントならではのミラクルオープンドアを取り入れたい」という人におすすめします。
▽標準車で装備充実の「X/Xターボ」
X/Xターボは、カスタムモデルと比べて価格を抑えつつ、必要な実用装備を備えたコスパ優良グレードです。デザイン以外でのカスタムモデルとの主な違いは、以下の通りです。
・スライドドアは片側(助手席側)のみ電動
・シートは撥水ファブリック素材
・オートハイビーム装備
・LEDヘッドランプはマニュアルレベリング機能など
スライドドアは、オプション(5万5000円)で両側電動にできます。また、Xグレードの特別仕様車「Xリミテッド」では、2万2000円で両側電動スライドドアを装備できます。
なお、XとXターボの価格差は約12万円で、エンジンとステアリング(Xターボは本革)に違いがあります。
▽上質感ある「カスタムX/カスタムRS」
カスタム系の2グレードは、ワイドなフロントグリルや切削ホイールを装着。内装にもメッキ加飾を多く採用し、軽自動車ながら迫力と上質感のある見た目をしています。デザイン以外での標準車との主な違いは、以下の通りです。
・両側電動スライドドア装備
・シートはレザー調+ファブリック素材
・アダプティブドライビングビーム装備など
XとカスタムXの価格差は約25万円で、「装備+デザインの差額として納得できるか」が選択ポイントです。
カスタムXとカスタムRSの価格差約9万円で、エンジン(N/Aかターボか)とホイールサイズ、内装に違いがあります。詳しくは以下の記事を確認してください。
▽アウトドア志向の「ファンクロス/ファンクロスターボ」
タントシリーズの中で最も価格が高いファンクロス。SUVテイストのデザインと、アウトドアに役立つ装備が魅力のモデルです。ファンクロスならではの装備としては、たとえば以下のものが挙げられます。
・ルーフレール
・カモフラージュ柄の撥水シート
・後席右側のUSBソケット
・防水の後席シートバックなど
なお、ファンクロスとファンクロスターボの価格差は、約9万円です。
▽【特別仕様車】リミテッド
2026年5月現在、X・カスタムX・カスタムRS・ファンクロス・ファンクロスターボの5グレードには、特別仕様車「リミテッド」が設定されています。リミテッドの価格は全車通常モデル+2万2000円です。
Xグレードでは、運転席側電動スライドドアが装備されます。
X以外の4グレードでは、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)といった運転支援機能、ETC車載器などが装備されます。
いずれも本来は5万5000円相当のオプションであり、低価格で装備を充実できます。ただし、選べるボディカラーは限られます。
■タントのおすすめグレードはどれ?
タントは多様なタイプ・グレード展開となっていますが、目的によっておすすめグレードは明確です。
▽迷ったら「カスタムRS」
グレード選びで迷ったら、デザイン・装備・走りのバランスに優れたカスタムRSがおすすめです。
価格は高めですが、装備不足やパワー不足で後悔しにくく、リセールバリューも高い傾向があるため、安心して選びやすいです。
▽コスパ重視なら「X」
コストを抑えつつ実用性も重視したい方には、Xがおすすめです。カスタムXと標準車のXでは約25万円の価格差があり、スライドドアもオプションやリミテッドで両側電動にできます。装備の差が許容できるなら、無理にカスタム系グレードを選ぶ必要はありません。
▽走り重視なら「Xターボ/カスタムRS」
高速道路や坂道をよく使うなら、ターボ搭載のXターボまたはカスタムRSがおすすめです。
ターボ車は加速に余裕があり、高速道路の合流や追い越し、上り坂でもストレスを感じにくくなります。特に、タントは軽自動車なので排気量が限られ、スライドドアにより車重も重いので、走りの余裕を求めるならターボは必須です。
▽アウトドア利用なら「ファンクロス」
アウトドア用途なら、ファンクロスがおすすめです。ルーフレールや防水シートバックなど、レジャーに便利な装備が充実しており、標準車にはない使い勝手の良さが魅力です。
■低予算・短期納車なら中古車もあり
タントは中古車流通量が多く、中古での購入も有力な選択肢です。カスタムRSやファンクロスといった上位モデルでも、低予算で購入できる可能性があります。また、納期も2週間~1ヶ月程度が一般的で、新しい車にスムーズに乗り換え可能です。
■タントに関するよくある質問
▽Q.タントのグレードはいくつある?
2026年6月現在、タントには以下の7グレードがあります。
※カッコ内の新車時価格は2026年6月現在の情報
・タント L(148.5万円~)
・タント X(161.7万円~)
・タント Xターボ(173.2万円~)
・タントカスタム X(187万円~)
・タントカスタム RS(196.4万円~)
・タントファンクロス(181万円~)
・タントファンクロスターボ(190.3万円~)
▽Q.タントとタントカスタムの違いは?
タントとタントカスタムの主な違いは、デザインと装備です。
タント(標準車)はシンプルで親しみやすい外観、タントカスタムはメッキ加飾を多用した精悍で上質なデザインが特徴です。また、装備もタントカスタムのほうが充実しており、両側電動スライドドアなどが標準装備されています。
価格差は約25万円で、見た目や装備をどこまで重視するかが選択のポイントとなります。
▽Q.タントリミテッドは他と何が違う?
タントリミテッドは、通常モデルに対して一部装備を強化した特別仕様車です。本来5万5000円相当のオプションを2万2000円で装備できます。
Xリミテッドでは運転席側の電動スライドドアが追加され、カスタム系やファンクロス系ではACCやLKCなどの運転支援機能が標準装備されます。
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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!
(まいどなニュース/norico)
